平成11年2月2日
報道関係記者 各位
株式会社 エルザ ジャパン
エルザ
ジャパンが1999年上半期の戦略を発表
コンシューマ向けグラフィックス製品の販売を開始
ハイエンド分野では、よりコストパフォーマンスの高い製品を春にリリース
コンピュータ・グラフィックスボードでは最先端をいくドイツのELSA
AG社(Headquater)の日本法人である株式会社エルザ
ジャパン(所在地:東京都港区 代表:鉛谷
貞治郎)は、このたび99年上半期の戦略を発表した。
98年中は、プロフェッショナル・グラフィックス・ユーザ向けのハイエンド製品(Windows
NT, Open GL
環境で世界シェアNo.1 *当社調べ)に特化した営業戦略を展開してきたが、99年からはその高い技術力を高度に反映したコンシューマ向けグラフィクス製品の販売も開始する。また、今までのハイエンド分野では、よりコストパフォーマンスの高い製品を春にリリースすることを発表した。
コンシューマ製品の展開としては、2月から ELSA
ERAZORII (nVidia社製RIVA
TNTチップを搭載した製品)及び ELSA
VICTORYII (3Dfx社製 Voodoo Bansheeチップを搭載した製品)の2製品をまず販売開始する。現在、これらの製品を取扱う代理店数社と契約交渉中。また、コンシューマ製品の今後のスケジュールとして、99年春には
nVidia 社 RIVA TNT
チップの後継チップを搭載した製品や、S3社
Savage 3Dの後継チップを搭載した製品等をリリースする予定である。
他方、プロフェッショナル向けハイエンド製品としては、現在3Dlabs社製Permedia2を搭載したELSA
GLoria Synergy の後継として、nVidia 社の RIVA TNTの後継チップを搭載した
次期製品を今春リリースする予定となっている。昨年来から続く激しいチップ開発競争の結果、コンシューマ製品として採用されてきたチップの性能が激的に向上してきており、特にnVidia社のTNTシリーズの性能は、ハイエンド向けのチップスペックを持っているといえる。しかし、現実にはハイエンドグラフィクスに欠かせないWindows
NT上のOpenGLドライバ性能/安定性は、CAD/CGユーザーには受け入れられる水準に達していなかった。
このような背景を受けて、ELSA
社では、得意とする Windows NT 上のOpenGLドライバ開発力を活かし、本来のチップ性能を100%引き出しかつ、CAD/CGアプリケーションで安定して動作するRIVA
TNT用のWindows NT向けOpenGLドライバの開発に昨年から着手していた。既に、RIVA
TNT を搭載したボード用のドライバが試験的に開発されており、PentiumII
400MHz の環境で CDRS-04 のベンチマーク値が 65
を超す結果を出している。ELSA社では、さらにドライバをIntel社のKatmai
インストラクション(PentiumIII processor streaming SIMP
extensions)用にチューンアップするなどし、製品リリース時にはCDRS-04の値で70以上が実現できるものと予想している。
今回、エルザ ジャパンでは、Synergyの次期製品販売に先立って、2月終りからTNT
をベースにしたプレビュー版をエルザのパートナー、主要ISV及びプレス関係者向けに評価用に貸出すプログラムを開始する予定である。
"コンシューマ市場への戦略展開は、ハイエンド市場における低価格化と密接に関わっている。ELSA
社がハイエンド製品で培ってきた技術力を応用した高品質なコンシューマ製品を市場に送り出すという魅力はもちろん有るが、今後コンシューマ市場におけるチャンネルはハイエンド製品の販売戦略上も重要になってくることは間違いない。特に春に新製品を控えているこの時期からコンシューマ市場へ参入する事はエルザ
ジャパンにとって大きな意義が有る。"(エルザ
ジャパン、代表取締役社長:鉛谷談)
ELSA ERAZOR II について
価格:オープン
Hardware Specification
Bus system AGP 2X
Graphics controller nVidia RIVA TNT
Display memory 16MB SDRAM
Pixel clock Upto 250MHz
Software Support
Windows 95 & Windows 98
WindowsNT4.0 Display drivers. (WindowsNT 2000 は予定)
DirectDraw, Direct3D, DirectVideo, DirectX and PC98 compatible
Software MPEG, Software DVD
OpenGL ICD for Windows95 and NT (passes compliance tests)
Designed to WHQL compatibility standards
ELSA VICTORY II について
価格:オープン
Hardware Specification
Bus system AGP 1X
Graphics controller 3Dfx Voodoo Banshee
Display memory 16MB SGRAM
Pixel clock Upto 250MHz
Software Support
Windows 95 & Windows 98
WindowsNT4.0 display drivers (WindowsNT 2000は予定)
DirectDraw, Direct3D, DirectVideo, DirectX and PC98 compatible
Software MPEG, Software DVD
OpenGL ICD for Windows95 and NT (passes compliance tests)
Designed to WHQL compatibility standards
ELSA AG (Headquater)社について
本社ドイツ アーヘン(Aachen)市。CEO&President Theo
Beish (テオ バイシュ)。ELSA AG社は、1980年に設立され、コンピュータグラフィクス及びデータコミュニケーション製品の開発、販売及びサポートを行っている。特に1996年以降、Compaq社、DELL社、HP社、NEC社等の主要コンピュータメーカーによるWindowsNT
Workstation 用ハイエンドグラフィクス製品OEM採用により、急成長を遂げている。現在は米国カリフォルニア州サンノゼ、台湾そして日本にそれぞれ拠点をおいてグローバルな展開を積極的に進めている。
株式会社 エルザ ジャパンについて
ELSA AG社(本社:ドイツ アーヘン市、CEO &
President
テオ・バイシュ)とテクノロジー・ジョイント株式会社(本社:大阪市淀川区西中島5-14-22、代表取締役社長
鉛谷 貞治郎)との合弁により、平成9年12月26日に設立。代表取締役社長は鉛谷
貞治郎。エルザ ジャパンは、ELSA AG社の開発する3次元グラフィックスボードの販売、サポートのほか、CAD/DCC/VR等のプロフェッショナルマーケットにおけるISVベンダーとのリレーション構築を積極的に展開している。
CDRS-04 ベンチマークについて
米国The Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC)という各種システムの公正なベンチマークの提供を行っている非営利団体がある。本団体の構成するグループのうち
Graphics Performance Characterization (GPC) Groupという、各種グラフィクス性能を計測するためのベンチマークを定義し、その結果を公表しているグループがある。GPC
では各種プロジェクトが存在するが、そのうちの一つが
OpenGL Performance Chracterization (OPC)
プロジェクトと呼ばれ、このプロジェクトを運営するグループがOpenGLのパフォーマンスを計測するために定義したベンチマークプ炉グラムの中に
Viewperf というベンチマークが有る。CDRS-04 は
Viewperf ベンチマーク内で定義される7種類のテストの内の1つ。詳細は
http://www.specbench.org/gpc 内のOPCのページを参照。